#037 金持ち父さん貧乏父さん 実践その2:スタートを切る為の十のステップ③友人を慎重に選ぶ―協力の力

実践その2は、以下の十のステップがあり、本日は③の内容となる:

■スタートを切る為の十のステップ

・①強い目的意識を持つ―精神の力 

・②毎日自分で道を選ぶ―選択する力 

③友人を慎重に選ぶ―協力の力 ←本日はこちら

・④新しいやり方を次々と仕入れる―演習の力

・⑤自分に対する支払いをまずすませる―自制の力

・⑥ブローカーにたっぷり払う―忠告の力

・⑦元手はかならず取り戻す―ただで何かを手に入れる力

・⑧ぜいたく品は資産に買わせる―焦点を絞る事の力

・⑨ヒーローを持つ―神話の力

・⑩教えよ、さらば与えられん―与えることの力

■こんな人にお勧め

・自分の周りにお金について話したがる友人がいないと感じている人

・インサイダー取引が成り立つ6条件とは何か知らない人

・投資はしたいが勝つための要素が分からない人

■③友人を慎重に選ぶ―協力の力

まず、大前提として、筆者は金持ちの友人もいれば、そうでない友人もいるとのこと。

但し、自分が金持ちになりたいのであれば、しかるべき友人を持ち、関わり方を考え、互いに協力していくべきとのこと。

具体的に、良い友人は

・1.お金に興味があって、それについて話すのが好きな友人

・2.情報を交換し合うことのできる友人

・3.「内部」に近いの友人

を挙げており、注意すべき友人は

・1.お金の話を「あさましい」とか「知的でない」と思っている友人

・2.お金を借りに来る友人、仕事の世話を求める友人

・3.チキン・リトルで頭から否定にかかる友人

■良い友人1.お金に興味があって、それについて話すのが好きな友人

筆者の友人の内、お金持ちの友人の特徴は

・お金に興味があって、それについて話すのが好き

であるとのことだ。

一方、まったくお金に縁がなくいつもヒイヒイ言っている友人は

・そういった話は「あさましい」とか「知的でない」と思って

おり、

・お金やビジネス、投資といったことについて話すのが嫌い

とのことだ。

つまり、

・お金持ちかどうか

というより

・お金についての情報交換をすることに興味があるかどうか

が友人として望ましいとしている。

■良い友人2.情報を交換し合うことのできる友人

もう既に1で述べてしまっているが、

・一方通行ではなく、友人側にも、自分側にも双方に有益になるような情報を交換することをいとわない人

が良いと述べている

■良い友人3.「内部」に近い友人

筆者は

・儲かる投資はどれも「インサイダー取引」だ

と言っている。これは、若干言い回しの問題もあるかと思うが、彼の持論では

・インサイダー取引といっても、法律に反する取引とそうでないものとがある

・どちらにしてもインサイダー取引に違いはない

・唯一の違いは「内部」からどれくらい離れているかだ

と述べている。

ちなみに日本の定義を調べてみた。以下Wikipedia

内部者取引(ないぶしゃとりひき)またはインサイダー取引(インサイダーとりひき、insider trading)とは、未公開情報不法に共有・利用して証券市場取引を行い、情報を持たない投資家に損害を与える犯罪行為をいう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%83%A8%E8%80%85%E5%8F%96%E5%BC%95

Newsweekにもう少しかいつまんだ説明が有ったのでこちらを利用したい。以下の6要素を満たすとインサイダーらしい。

1.会社関係者等や第一情報受領者が  ・・・【内部者】

2.上場会社等に関する  ・・・【株式の発行元】

3.重要事実を  ・・・【インサイダー情報】

4.知りながら  ・・・【故意】

5.(重要事実が)公表される前に  ・・・【規制される期間】

6.(上場会社等の)株式の取引を行うこと  ・・・【規制される行為】

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480.php

1-a.「会社関係者等」とは

・「会社関係者」と「過去に会社関係者だった人」

で、以下:

・(役員)取締役・監査役・会計参与・執行役など

・(従業員)従業員・契約社員・派遣社員・アルバイトなど

・(契約締結者)取引先・取引銀行・顧問弁護士・会計士・税理士・M&Aコンサルタントなど

・(法令に基づく権限がある人)その会社の監督官庁にいる公務員

・総株式の3%以上を保有する大株主

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

1-b. 「第一情報受領者」とは、

・「情報を持っている会社関係者などから、重要事実(インサイダー情報)を見たり聞いたりして受け取った人」

で、以下:

・(役員)取締役・監査役・会計参与・執行役など

・(従業員)従業員・契約社員・派遣社員・アルバイトなど

・(契約締結者)取引先・取引銀行・顧問弁護士・会計士・税理士・M&Aコンサルタントなど

・(法令に基づく権限がある人)その会社の監督官庁にいる公務員

・総株式の3%以上を保有する大株主

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

2.上場会社等とは、

・東証やマザーズなどの証券取引所に上場されている企業プラス、それに関連する一定の企業(子会社や関連会社も含まれる)

で、以下:

・上場会社の子会社

・特定関係法人(スポンサー)

・不動産投資信託(REIT)を発行する投資法人

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

3.重要事実とは、

・株価の上昇や下落に関わるような出来事(=インサイダー情報)

で、以下:

・a.「決定事実」

・b.「発生事実」

・c.「決算情報」

・d.「(その他)バスケット条項」

3-a.決定事項とは

・株価に変動が生じてもおかしくないほど重要な企業イベントが決定したこと

で、以下:

・株式募集

・業務提携

・合併

・会社分割

・新製品の企業化

・剰余金の配当

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

3-b.発生事実とは

・会社の方針と関係なく起きてしまった、会社にとっての重大な出来事(良いこと・悪いこと)

で、以下:

・稼働中の工場が火災によって焼失した

・裁判で敗訴して、多額の損害賠償を支払うことになった

・主要取引先との取引が停止した

・親会社が破産開始手続を行った

・主要株主の異動(全議決権の10%以上を保有する株主が誕生した。あるいは大量売却によって主要株主でなくなった)

・債権者によって債務が免除された

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

3-c.決算情報とは

・会社の業績予想が修正(下方修正・上方修正)される情報

3-d.バスケット条項事実とは

・その他、投資判断に影響を与える重要事実と考えられるもの

で、以下(例):

・カリスマ社長の退任

・多数の架空売上

・多額の営業資金不足

・株主優待の廃止(多くの株主があてにしている場合)

・新薬の重篤な副作用

・不正が発覚して当局から調査が入っているが、まだ表沙汰になっていない

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_2.php

4.知りながらとは

・重要事実(インサイダー情報)だと明確にわかっていた場合(=故意)

だけでなく、

・「インサイダー情報に該当するかどうかわからないが、該当したとしても構わない」という認識(法律用語でいう「未必の故意」)

も含むとのこと。

※(参考)未必の故意

未必の故意は法律用語であり、「行為者が自らの行為から罪となる結果発生することを望んいるわけではないが、もしそのような結果発生した場合それならそれで構わないとする心理状態」を意味する概念である。

https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%AA%E5%BF%85%E3%81%AE%E6%95%85%E6%84%8F#:~:text=%E6%9C%AA%E5%BF%85%E3%81%AE%E6%95%85%E6%84%8F%E3%81%AF%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%94%A8%E8%AA%9E%E3%81%A7,%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A6%82%E5%BF%B5%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

5.公表の前とは

・法令に定められた重要事実の公表のタイミング前で

で、以下:

・2社以上の報道機関に公開、その後12時間の経過

・TDNet(適時開示情報閲覧サービス)への掲載

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_3.php

6.取引とは

・自分の意思による売買などで、株を入手したり手放したりする行為

で、以下:

・合併や会社分割によって株を引き継いだ

・デリバティブ取引

・売買したけど利益が出なかった、あるいは損をした(取引がうまくいったかどうかは関係なく、インサイダー取引になりえる)

・1株(または1単元)しか買っていない(取引の数量は関係ない)

・買った(売った)けれど、まだ利益確定をしていない

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7480_3.php

ということで、以下6つ全てが満たされて、インサイダー取引の罪に問われうるということのようだ。

・「会社関係者等(第一情報受領者)」

・「上場会社等」

・「重要事実」

・「知りながら」

・「公表の前」

・「取引」

話を戻すと、これらの6つを満たさない程度の情報提供であれば、「許容」されることとなる。

さらに話がそれるが、「ウォール街」(1987年)という映画で、マイケル・ダグラス扮する投資家のゴードン・ゲッコーは、チャーリー・シーン扮する証券会社に勤めるバドに、「私の知らない情報を持って来い。私をびっくりさせてみろ」と言ったシーンがあり、結果バドの父親の航空会社の情報を知らせたところ、株価が跳ね上がった、と言うことがあった。

ゴードン・ゲッコーは「孫氏」の「兵法」を読めと勧め、「戦う前から既に勝つと決まっている投資しかしない」と言っていた。

正に

・「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」(「相手を知り、自分を知れば、負けることはない」(第三章:謀攻篇))

・「而(しか)るに爵禄百金愛(おし)みて敵の情を知らざる者は、不仁の至りなり」(「お金を惜しんで敵情視察をしないものはバカである」(「第十三章:用間篇))
https://sugimuratakashi.com/sonshi/

という孫氏の兵法そのものである。

最後は、バドが自分の恋人が実はゲッコーの愛人であったことを知り、怒りに身を任せ、ゲッコーを陥れる為に、余りにも派手な動きをしてしまったが為に、SECにみつかりバドは逮捕されてしまうが、これは孫氏の兵法における

・「憤(いきどお)りを以って戦いを致すべからず。利に合して動き、利に合せずして止む」(「怒りによって行動してはいけない。利益があれば行動し、不利であれば撤退することである」(第十二章:火攻篇))

が足りてなかったのではないかと分析する。

また戦う「道理」も欠けていたと感じる(下記、「第一章:始計篇」)

・「故に、これを経(はか)るに五事を以ってし、これを校(くら)ぶるに、計を以ってして、その情を索(そと)む。一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法。」(「それだけ大事なことなので道・天・地・将・法の5つの条件が整っているかどうかで戦争をするかどうかを判断することが大事」(第一章:始計篇))

 ・「道」とは道理のこと:それをやる納得するだけの大義名分があるのかどうか

 ・「天」とはタイミングのこと:時流や季節、天気などを考慮して今すべきことなのかどうか

 ・「地」とは場所のこと:どの場所でことを起こすのか?場所の優位性、地の利があるのか?ということ

 ・「将」とはリーダーのこと:リーダーが立派かどうか、信頼されているか?ということ。リーダーが間抜けではうまくはいかない

 ・「法」とは軍の力のこと:軍の能力はどうか?ということ(武器は?資金は?編成は?配置は?足の速さは?食料は?)

また話がそれたが、このような落とし穴に落ちずに、違法でないラインで情報を収集することで、着実に勝つことが分かっているものに投資すれば、勝てる、というのが意図なのであろう。

■自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことが大事

・富を築くためのハードルの内、超えるのが難しいのが、自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないこと

であると述べている。その結果

・市場でいつも遅れて買い始め、大損をするのは無知な大衆

・割りのいい儲け口があったとしても、それが新聞の大一面に載るころにはほとんどの場合、もう遅すぎる

とのことである。そうできない理由は、

・人気のないものを買うのが怖いから

といい

・勇気のない投資家は、群れでしか動く事のできない羊のよう

だと非難している

サーフィンに例えて

・波がいってしまったというのに、あせってそれに乗ろうとすると、たいていは波に足をすくわれる

・賢い投資家が利益をふところにして次の波へと移っていく頃に欲を出し、勢いの衰えた波に乗ろうとする

・賢い投資家は市場の波が最高の時を狙って乗ろうとしない。サーファーと同じように、次の大きな波の為に待機する

と述べている。

こういうことが出来るのは、賢い投資家は、

・投資とは売るときに利益を得るのではなく、買うときに利益を得るものだということを知っている

からだと述べている。つまり「知識」と「勇気」の差である。

■まとめ

本日はかなり横道にそれたりして、長くなってしまったが、以下がまとめである

・スタートを切る為の十のステップの3つ目は「③友人を慎重に選ぶ―協力の力」

・金持ちになりたいのであれば、お金に興味があって、それについて話すのが好きな友人、情報を交換し合うことのできる友人、「内部」に近い金持ちの友人を持つべきである

・儲かる投資は程度の差こそあれどれも「インサイダー取引」だ

・日本の法律では6条件「会社関係者等や第一情報受領者が」、「上場会社等に関する」、「重要事実を」、「知りながら」、「(重要事実が)公表される前に」、「(上場会社等の)株式の取引を行うこと」が揃わなければインサイダー取引ではない

・孫氏の兵法にも、「お金を惜しんで敵情視察をしないものはバカである」(「第十三章:用間篇))というものがある

・市場でいつも遅れて買い始め、大損をするのは無知な大衆

・勇気のない投資家は、人気のないものを買うのが怖い、群れでしか動く事のできない羊と同じである

・波がいってしまったというのに、あせってそれに乗ろうとすると、たいていは波に足をすくわれる

・賢い投資家は市場の波が最高の時を狙って乗ろうとしない。サーファーと同じように、次の大きな波の為に待機する

以上となります。

本書の友達論から派生して、インサイダー取引、ウォール街の映画の考察、果ては孫氏の兵法まで混ぜて話してしまったが、今後はそれぞれのトピックでももう少し掘り下げて、アップしていきたいと思います。

皆様の生活の何かの気づきやプラスになれば幸いです!

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