#049 「一人の力で日経平均を動かさせる男の投資哲学」 cis (しす・個人投資家)著 -その1

今日は書籍「一人の力で日経平均を動かさせる男の投資哲学」(cis (しす・個人投資家)著)https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8A%9B%E3%81%A7%E6%97%A5%E7%B5%8C%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B%E7%94%B7%E3%81%AE%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%93%B2%E5%AD%A6-cis/dp/4041069696

を読んだため、こちらのポイントを解説していきたいと思う。

少し長いので、今回はその1としたい。

■こんな人にお勧め

・デイトレードに興味があるが、やったことがない人

・デイトレードの具体的な成功者のノウハウを聞いてみたい人

・順張り、逆張りいずれが良いのか不明確な人

■背景

そもそも何故この本を手に取ったかと言うと、昨日まで解説してきた「金持ち父さん貧乏父さん」の書籍に「投資」のワードが出てきており、特に「株式投資」についてあまりに知らなすぎるので勉強をしなければ、と考え購入した一冊である。

■著者

本著者「cis(しす)」さんは、個人投資家のデイトレーダーで、

・2000年21歳のときに300万円で投資を始め、今の資産は230億円

・笑っていいともに呼ばれたこともある

・ツイッターや2ちゃんねるの株板、金融関係のまとめサイト「市況かぶ全力2階建」での「一人のチカラで日経平均を動かせる男」のまとめ記事などで有名

とのことで、その界隈では有名人のようだ(私が疎いので全く知らなかった)。

■何故デイトレードか

一時期ブームになったこともあったが、自身が会社員であったこともあり、全く時間を費やせそうもない為チャレンジすらしなかったというところから、「一度やってみたい」という興味本位というのが一番である。

その上で、実際に儲けている人がいるということで、どのようにして儲けたのか、その方法を「知恵」として持っておくことは、大事であろうと考えたから。

「複数のお金を作りだす方法」を持っておくことは大事で、これがそのうちの一つになればよいとも考えた。

且つ、会社員を辞めた今、試してみるなら今を除いてほかにない、と考えており、その為のとっかかりとして読んでみよう、と思ったのがきっかけである。

■主なトピック

以下、本書の内興味を持ったトピックをピックアップした。少し数が多いので、今日は1~3までを解説したいと思う。

1.上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる ←本日

2. 株はそもそも確率のゲームでない  ←本日

3.「押し目買い」をやってはいけない  ←本日

4. 目先の「利確」に走れば大勝はなくなる

5. ナンピンは最悪のテクニック

6. 重要なのは損をしないことではなく、大きな損をしないこと

7. 相場もギャンブルも基本はプレイヤーが負ける

8. 大きく儲けるチャンスは人間の感情が大きく揺さぶられる時

9. リスクヘッジは無駄

10. 比較をすべきは「過去」とではなく、「買った値段」と

11. 財務分析をした結果を踏まえて株価が構成されている

12. マーケットのことはマーケットでしか学べない

13. ニュースはNHKよりツイッター

14. 仕手株が疑われる値動きはチャンス

15. 年金のような「盲目の資金」流入時は儲かりどころ

16. トレードというのはつまるところ「お金の奪い合いゲーム」

17. 配当は儲からないのでやらない

18. 不況時の赤字会社への長期投資はあり

■1.上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる

<方針>

筆者曰く、基本は

・「順張り」(上がれば買い、下がれば売る)が良いと

考えているそうである。と言うのも、

・株価が上がるのは、買おうとする人や資本が多く、

・株価が下がるのは、売ろうとする人や資本が多いから

であり

・その理由は100%説明できない

と言うのが理由である。

<大前提>

・ある人は明確な理由で売買しているが

・他の人は単に追随しているだけかもしれない

という状況であり、このような「想像」の域を脱しない情報に対して

・今現在買われていることで株価が上がっている

・今現在売られていることで株価が下がっている

というのは「明確な事実」である為、その事実をベースに投資をするのが、最も効率が良い、という考え方である。

<過去の失敗>

筆者も始めたころはこの「大原則」を理解せず、口座開設後2年間で1,000万円以上溶かしてしまった、という経験があるとのこと。

<敗因>

筆者は敗因として

・自分の「あるべきだ」を優先し、「今こうあるという事実」を直視しなかったこと

を挙げている。つまり、「事実ベース」ではなく、自身の脳内の「こうあるべきだ」という「希望ベース」で動いてしまっていた、ということだ。

<教訓>

その為、教訓としては

・マーケットの潮目に逆らわず買う

・潮目の変わり目をいち早くキャッチする

ということを念頭にし、これらを大原則とすることに決めたという。結果、いまの資産を築くことができたと述べている。

■2. 株はそもそも確率のゲームでない

<統計学の確率論>

筆者曰く、一般的な統計学の考えは

・コインを投げ続けて回数が増えていけば、次第に平均化されていく

というのが定石であり、結果として

・多くの人は確率やバランスを意識する

・お行儀のよいランダムに収束していくことをイメージしがち

と述べている。

<株の世界>

一方で、株の世界においては

株はそもそも確率のゲームではないので「バランスは取れないのが当然」と考えるべき

・上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる

と述べている。

確かに、周期的に上がったり下がったりするものだと思っていたが、売買をする時間軸(=デイトレ)で考えると、その日のうちに反発するという保証はない、というのはその通りだと思う。

<思い込みの弊害>

・今は上がっているが、いずれ反転するはず、というのは「いずれバランスがとれるはず」というイメージに当てはめようとしているだけ

・「永遠に上がり続ける株なんてないからいずれ下がるはず」と勝手に考え、いつ反転するかという予想を立ててしまう

と述べている。

確かにこれらは自分の「脳内」で考えた「予想」であり、本当にそうなるかは分からない

<事実を踏まえる>

と言うことで確かなのは、

・「今上がっている」という事実

であり、これを最大活用すべしということである。なぜなら

・どこまで上がるかと言うのは、誰も分かるわけがない

というのが理由だ

<取るべきアクション>

では具体的にはどんなアクションを取るべきか、といえば

・勝手な予想などせず、上がっているうちは持っておく

ということだ。非常にシンプルだ

<2度目の押し目で売る>

ずっと上がっていた株が少し下がった時、

・一時的なのか反転したのか

判断できないと述べている。単に、利益を確定させる人がいただけかもしれないとのこと。

教えとしては

・あまり小さな動きは気にしない

・ある程度下がったら売る

ということを「押し目」(=上がってきた株が一時的に下がること)の内、2度目の押し目で売ることが多い、

とのこと。

■3.「押し目買い」をやってはいけない

上記でも出て来た「押し目」の派生で「押し目買い」という用語がある。

<押し目買いとは>

・一般的に値上がりしている株でも、利益確定の人が売ると一時的に下落する

・そのすきをついて買おうというのが押し目買い

とのこと。以下「押し目買いをしたくなる心理」

<押し目買いをしたくなる心理>

・高値掴みを避けたい心理からこのような行動が生まれる

・少しでも割安のタイミングで買うことで保険をかけたいという心理もある

とのこと。

<押し目買いをしてはいけない理由>

・押し目買いは、下がったところで買うので「逆張り」の一種になる

・上がっているものを買い、下がっているものを売る、という基本に反している(やってはいけない買い方の一つ)

・「押し目待ちに押し目なし」という格言もある(強い上昇相場でありながらも少しでも安く買いたいと思う人が、値が下がるのを待つ心理状態を表した言葉)https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/term/detail_0092.html#:~:text=%E6%8A%BC%E3%81%97%E7%9B%AE%E5%BE%85%E3%81%A1%E3%81%AB%E6%8A%BC%E3%81%97%E7%9B%AE%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BC%B7%E3%81%84%E4%B8%8A%E6%98%87%E7%9B%B8%E5%A0%B4,%E3%82%92%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

ぐんぐん上がっている株は、

・押し目を狙っていてもそのチャンスがなかなかこない

・少し下がったところで買いたいと思っていると、上がり続けてしまう

と言う状況に陥ってしまう為、やらないほうが良いというのが筆者からの教えである。

<上がっている株は上がっているタイミングで買うのが基本>

上がっている株は

・どこまで上がるかは誰にもわからない

・まだ上がっているならこれからも上がると考えて買うのが良い

・遅すぎたかもと思う必要はない

と言うのが筆者からの教えである。

<下がり始めたら売る>

下がっている株も

・どこで反転するかは誰にもわからない

・タイミングや値段を予想するのは、勝手な予想を当てはめているだけ

である為、こちらも早めの損切りが大事である。

あくまで

・分かっているのは、「上がっている」という事実と、「下がっている」という事実

であり、

・相場のことは相場に聞くしかない

とのことである。

■まとめ

以下、本日のまとめです。

・今回は、cis (しす)著の書籍「一人の力で日経平均を動かさせる男の投資哲学」のポイント解説をした

・本日は12あるポイントの内3つを解説した

・著者曰く、デイトレードにおいては「順張り」がよく、上がれば買い、下がれば売るを徹底するのが良いとのこと

・事実ベースで板上でどのような取引が行われているのかを把握し、その通りに売り買いをしていく

・株は確率のゲームではなく、バランスがとられるわけではない。上がる株は上がり続け、下がる株は下がり続ける

・二度目の押し目に来たら売るのが良い

・押し目買いはやってはいけない。なぜなら下がったところで買おうとするという「逆張り」になり、結局上がり続けてチャンスを失う

以上です。

明日はポイント4から解説していきます。

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