#054 「一人の力で日経平均を動かさせる男の投資哲学」 cis (しす・個人投資家)著 -その2

今日は、少し時間が経ってしまったが、#049で投稿した「その1」に続いて、「その2」を載せていきたいと思う。

尚、書籍はこちらとなる

書籍「一人の力で日経平均を動かさせる男の投資哲学」(cis (しす・個人投資家)著)https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8A%9B%E3%81%A7%E6%97%A5%E7%B5%8C%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B%E7%94%B7%E3%81%AE%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%93%B2%E5%AD%A6-cis/dp/4041069696

■著者

・本著者「cis(しす)」さんは、個人投資家のデイトレーダーで、2000年21歳のときに300万円で投資を始め、今の資産は230億円

・笑っていいともに呼ばれたこともある

・ツイッターや2ちゃんねるの株板、金融関係のまとめサイト「市況かぶ全力2階建」での「一人のチカラで日経平均を動かせる男」のまとめ記事などで有名

とのことで、その界隈では有名人

■主なトピック

以下、本書の内興味を持ったトピック。今日は4~6を解説する。

1.上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる

  1. 株はそもそも確率のゲームでない

3.「押し目買い」をやってはいけない

4. 目先の「利確」に走れば大勝はなくなる  ←本日

5. ナンピンは最悪のテクニック  ←本日

6. 重要なのは損をしないことではなく、大きな損をしないこと  ←本日

7. 相場もギャンブルも基本はプレイヤーが負ける

8. 大きく儲けるチャンスは人間の感情が大きく揺さぶられる時

9. リスクヘッジは無駄

10. 比較をすべきは「過去」とではなく、「買った値段」と

11. 財務分析をした結果を踏まえて株価が構成されている

12. マーケットのことはマーケットでしか学べない

13. ニュースはNHKよりツイッター

14. 仕手株が疑われる値動きはチャンス

15. 年金のような「盲目の資金」流入時は儲かりどころ

16. トレードというのはつまるところ「お金の奪い合いゲーム」

17. 配当は儲からないのでやらない

18. 不況時の赤字会社への長期投資はあり

■4. 目先の「利確」に走れば大勝はなくなる

・まず「利確」とは利益確定の略で、買った時より値上がりしている時に株や為替を決済し現金化すること

・逆は「損切り」で今売れば収支がマイナスになるのを分かっていながら決済し、損失を確定させること

・買った株が上がったとき、売って利益を確定しない限り勝ちにはならない

・次の瞬間に下がりだしたら、せっかくの利益が吹き飛んでしまう不安から、すぐに利確に走る人がいる

<利確はすぐするが、損切はなかなかしない>

1,000円で買った株が900円や800円になっても売りたがらないが、1,050円や1,100円になるとすぐ売りたがる

損を確定して認めるのはつらい作業

利益を確定させて確認したくなるのは心理的に急ぎたくなる作業

・結果、下がった株は塩漬けにして、上がった株はすぐに利確するのが本能に沿った行動

<勝つためには上昇局面では売らないべき>

全てを失う恐怖心を抑える方法として、ある程度の利確を進める方法もある

・しかしながら上昇局面での利確は勝つための方法としては間違っている

下がって800円になった時はすぐに売ったほうが良い

上がって1,100円になった時は売らない方が良い

「順張り」と発想は同じ

<何故順張りにすべきか>

たった今下がった株はそこから反転して上昇するよりも、さらに下がることの方が多い

たった今上がった株はそこから反転して下降するよりも、更に上昇することの方が多い

大事なのは「勝率」ではなく、「トータルの損益」である為、順張りの方が勝負の効率が良い

<感想>

とここまでが、「4. 目先の「利確」に走れば大勝はなくなる」のポイントである。

ここ3~4日デイトレもどきをやってみた経験上、これは「痛いほど身に染みて感じる」教訓だ。

本当に「損切り」はつらい。その日その日で収支がマイナスになると、「自分は素質がないのだろうか」とか「費やした時間や労力はなんだったんだ」とか、むなしい気持ちになる。。

逆に「利確」も急ぎたくなる。上がり調子から平坦・又は微減になった瞬間に「売り」を入れたくなる。その後激増して、機会損失をしてしまうことがあった。。

一つ気になったのが、単位が「100円単位」であることだ。

「1,000円が1,100円になったり、とか1,000が800円になったり」、という表現である。

ここ数日のやり取りは、「10円単位」で話をしていた。例えば1,000円が1,010円になったとか、980円になったとか。

まあ10円単位でも、100株ならば1,000円であり、それなりの額なので気にしてしまっていたが、

逆に言うと100円単位まで「触らないでおく」という作戦も、ありなのかもしれない。。。

なんとなく「デイトレーダー」という言葉の枠にはめて考えすぎていて、「1日の内に取引を終了させなければならない」と思い込んでいたのかもしれない。。

「大敗」が@100円、@200円単位の損失(x100株だと10,000円、20,000円単位の損失)を指すのであれば、それ以下であれば「大敗でない」と考えれば、さほど恐れることではないのではないだろうか。。

■5. ナンピンは最悪のテクニック

「ナンピン」とは、買った株が下がった時、追加で買い増しすると、平均購入額が下がるから、プラスに転じるラインを下げられる、というもの

・例)1万円の株を1株買って8,000円に下がった2,000の損なのでプラスに転じるには2,001円上がる必要がある。ここで8,000円で1株を買い増しすると、2株の平均購入額は9,000円となり、1,001円上がるだけでプラスに転じることが出来る、というのがナンピンの発想

「難平」「何品」とも書く

<何故ナンピンは良くないか>

ナンピンは最悪の買い方である

・理由は一撃で死亡してしまう可能性があるから

・上がると思っていたことが下がる事は仕方がない

・しかしながらその失敗、敗北を認められずロットを増やす(=掛け金を上げることをしてしまうと、傷が深くなる可能性の方が高い

<すべきは迅速な撤退=損切り>

失敗を認め迅速に撤退すべき

損切りをし、撤退をすべき

<株で一番大切なのは迅速な損切り>

株で一番大切なのは迅速な損切り

失敗から逃げててはダメ

失敗は当然としていかに最小にとどめるか

・その観点でもナンピン逆を行くテクニック

<感想>

この章も「耳が痛い」(笑)。さすがにナンピンはやっていないが、損切りは大事だ大事だとこれだけ繰り返し言われると、「損切り」することが「仕事」のようにも思えてしまう(笑)。

■6重要なのは損をしないことではなく、大きな損をしないこと

<小さな損は良いが、大けがはしない>

1,000円で買った株が900円、800円となったとき、1,000円に戻るのを待ち塩漬けにし、そのまま下がり続けて200円や100円になって、爆死することもある

小さな損は構わない、というより避けられない

重要なのは損をしないことではなく大きな損をしないこと

大けがだけはしないようにする、という方針で筆者は今の資産を築いた

<筆者の勝率>

24時間以内に決済する予定で売買したトレードでは6割くらいの勝率

20年近く触れてきてその程度

2週間以上見据えたものだと3割程度

<損切のタイミング>

長く持とうと思い買った株でも、値動きが怪しくなるとすぐ損切りする

損切のライン数値的な基準は一切ない

値動きを見ていて、1時間後には今より下がっているんじゃないかと思った瞬間に売ってしまう

<一度売った株をまた買う>

・買った株が下がり、損切りし、その後上がりだしたら上昇株として再度買えるかがポイント

・まず、損切りする時点「買ったのは間違いだった」自分の敗北を認めている

・さらに、自分が売った値段よりも高い値段で再び買おうというのは、「損切りも間違っていた」二重に間違いを認めることとなる

二重に間違いを認めることに抵抗を感じる人もいる

・しかし筆者はそれを気にしない平気でやっている

一回ごとの売買で勝ち負けを考えていないから抵抗がない

買った株が下がれば売るし、上がっている株は買う

手数料もその分かかるけど、それが基本何回でもそれを繰り返すしかない

・流石に3回以上外したらこの銘柄は読めないと思い手を引くがそれまでは気にせず続ける

<感想>

20年以上デイトレードをしてきた筆者が、24時間以内決済の株での勝率が6割、2週間決済で3割というのには驚いた!

それでも利益が出ている(それも膨大に)ということは、その6割、3割の「額」が損失をカバーして余りあるものなのであろう。

であるからして、「利益を最大化」することと言うのがいかに重要なのかが分かる。

一つ100円単位の伸びがあれば、3つ10円単位の損失があっても、カバーできてしまう、ということであるから、あまり気にするな、ということであろう。

恐らく、自分自身が100円単位の「大勝ち」を経験したことがないから、この辺りの余裕が生まれないのであろう。

一度限界までチャレンジしてみたくなった、今日この頃であった。。

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